ブログをご覧の皆さんこんにちは!
名古屋瑞穂接骨院の高橋です。
今回は膝についてお伝えしていきます。
下半身にある関節で、太ももの大腿骨とすねの脛骨で構成された関節です。
膝関節を構成する大腿骨の先端は丸くなっていますが、脛骨の先端は平坦になっています。なので、平坦な脛骨の上を大腿骨が転がるようにして、関節が動いています。
脛骨の先端が平坦になっているため、膝はとても不安定な関節です。この不安定な膝関節を、安定させるために靭帯が重要な働きをしています。
膝関節を支える靭帯は4つあり、膝の安定性を保ち、正しく動くように補助しています。
前十字靭帯 脛骨が前方にずれないように支えます。
後十字靭帯 脛骨が後方にずれないように支えます。
内側側副靭帯 膝関節の外反(X脚となるような方向)を防ぎます。外反は膝から下が外側に向く動きです。
外側側副靭帯 膝関節の内反(O脚となるような方向)を防ぎます。内反は膝から下が内側に向く動きです。
膝の内面は、滑らかな軟骨で覆われていて、関節の間には半月板と呼ばれる、負担を分散されるクッションの働きや関節を安定させる働きする組織があります。