皆さんこんにちは!
肩腰背骨交通事故専門治療名古屋瑞穂接骨院の山田です。
今東京オリンピックが開催されてますね!
開催されるのかどうかもわからない状態で努力してきた選手たちをテレビで見て勇気をもらっています^_^
特にバトミントン、フクヒロペアの廣田彩花選手は6月に前十字靭帯の怪我をしていて、怪我が悪化するリスクもあるなか中で出場し、金メダルを目指しプレーをしている姿には本当に感動します。
今日はその前十字靭帯損傷について説明をしていきたいと思います。
まず、膝関節はざまざまな筋肉・靭帯によって安定性が保たれていて、前十字靭帯は大腿骨と脛骨という骨を繋ぐ靭帯で後十字靭帯とクロスするようになっています。
脛骨が前に移動しないように制御する役割と膝が捻れないように制御するための役割があり、膝の安定性を保つためにとても重要となる靭帯です。
・前十字靭帯損傷はスポーツでの急な着地や方向転換、ストップ動作で損傷することが多いです。
他にもラグビーのタックルを受けたり交通事故なども起こります。
・前十字靭帯を断裂した際は「ブツっと」したような音がなり、音と同時に痛みを感じます。
・関節内で出血が起こり時間と共に腫れが強くなって数時間で大きくなります。
・膝の安定性も悪くなるので、膝を前に動かそうとすると動揺性が確認できます。
・受傷後に歩くと膝崩れを起こすというのも特徴です。
・筋肉が硬い、バランスの崩れている方
・太もも(大腿四頭筋・二頭筋)の筋肉が少ない方
・背骨に歪みがあり、重心が偏って膝への負担が大きい方
・前十字靭帯は関節内の靭帯で血液も乏しく自然治癒は困難とされています。
なので損傷が重度の場合、スポーツをされている方は基本的に手術療法を行います。
激しいスポーツをしない方や高齢の方は体への負担が少ない保存療法を選択することが多いです。
・治療をせずに放置をすると、膝の亜脱臼を繰り返して半月板などを損傷し、変形性膝関節症の原因にもなります。
・痛みが引いたら膝への安定性を高めるため太ももの筋肉(大腿四頭筋・二頭筋)の筋力トレーニングをします。
当院の治療ではトリガーポイント療法という指圧療法を行い膝周囲の筋肉のバランスを整えます。
そしてB &M背骨ゆがみ矯正で背骨の歪みをとり膝にかかっている負担を少なくし改善を目指していきます。
フクヒロペアには金メダルをとっていただきたいと思うのですが、前十字靭帯の怪我をしてのプレーは今後の選手生命に直結する非常に危険な状態なので無理をしてこれ以上痛めないようにして全力を出し切ってほしいです。